サービス缶選びのご注意!及び改良のお知らせ

大変ご好評をいただいておりますBULL-01/LAB HFC134aサービス缶用トイガン専用ノズルですが急に2件ほどガス漏れの案件をご報告いただきました。早速調べましたので報告いたします。(画像はクリックで拡大します)

2021/12/03追記
モノタロウのみでなくAmazonで購入したサービス缶にも中国製と思しき缶(原産国表記無し)がありやはり粗悪な缶でした。
made in JAPANの表記が無い缶(多分中国製)はねじの出来が悪く開栓が大変硬く漏れる為必ずゴム手袋が必要です。

塗料の定着が悪く開栓時塗料が剥がれパッキンとの間に挟まりガス漏れが起こります。

対処方法は
①缶のネジ部にオイルを塗る。
②締め付けても漏れ出した場合は、ねじを一旦緩め、再度締め直す。(漏れ出している最中の作業に付き、凍傷にご注意ください)
③パッキンを二重にする。
以上の方法でも不完全のため対策を思案中です。
made in JAPANの缶であれば以上の対策は不要です。日本製であることを確認しお買い求めいただくのをお勧めします。

また、これまでのお客様のご要望を反映し内部コアが抜けないようボディー横にねじを取り付けています。中のコアがカタカタ動く程度に軽く締めてください。
ノズルをステンレス製19mm(ロング)に統一し改めました。

追記終わり

お客さまからLABと缶(モノタロウ販売)を一緒にお送りくださり早速調べましたところ規格が違うようでねじ長さが不足していました。またねじ回りの塗装の質も悪く開栓した缶には塗装の剥がれが見られます。

ねじ長さが足らない(ねじにして1山以上P1.25)ためパッキンの締め付け不足でガスが漏れたようです。パッキンを2枚入れるとモノタロウ販売の缶でも漏れは無くなりました。

日本の自動車部品メーカーは規格に対し厳格であったがゆえに高品質を保て、日本製自動車が世界を席巻できているわけです。これまで数社の缶を使用しましたが全く起きなかった事なので、不思議に思いよくよく缶を見るとMADE IN CHINAと隅っこに小さく印字、なるほど!と思った次第です。

(意味不明ながら)温暖化ガス排出規制によるのでしょう、ガスの値段がどんどん上がります。少しでも安いガスを使いたいのですがモノタロウの販売価格は国産製品よりほんのちょびっと安いだけ(アマゾン調べ)中華製品にしては随分高いと感じます。中華人民共和国ではHFC134aの排出規制などしていないでしょうしチベットウィグル人等の奴隷労働もあるでしょうからコストも随分安いはずでもっと安価に販売できないものかと思います。

LABの寸法の変更も考えましたが内容物への信頼も低く(ガスについての品質は調査していませんので不明です)今後中華規格が変更する可能性もあり更に缶に使われているスチール材にも国産品とは違いがみられます。缶上部の丸み(形状)も缶の長さも違います。

よろしくお願いします。