Webley Green(ガレージキットベース)


*8/24追記及び画像追加
ガレージキットのカスタム仕上は初めての経験です。
昭島市Yさんからのご依頼です。
この製品がベースで仕上は黒の艶消しとねじ頭などの銀塗装のみ、角の色剥がれはありませんでした。
http://gorilla-store.jp/wg/index.html
ねじ頭も樹脂(ラバーキャスティング?)やモールドでした。
(この画像だけセピア調にしてみました)


ウェブリースコットは知ってますがウェブリーグリーンって知りませんでした。
http://picasaweb.google.com/antigues/WebleyGreenArmyNavyRevolver#
何でも映画「インディージョーンズ」に出てくるのがこのウェブリーグリーンだそうです。

マルシンのエンフィールドHWと並べてみました。
パーツが転用できるかと思ったのですがサイズがまるで違います。
ご希望ではこのグリーンをベースにスコット化することでした。
力及ばずで申し訳ないことですm(_ _)m

ダミーのマイナスねじはドライバー軽くひとひねりで砕けてくれます。
随分ともろいのでシリンダーの取り外しは断念せざるを得ませんでした。
こうなると固定もおぼつかず追加刻印のご依頼にも添えませんで、重ね重ねm(_ _)m

ねじ頭は手持ちのパーツ在庫から探し出し接着。
長年鉄砲屋をやってますとこうしたジャンクパーツは膨大な量になります。
(お金を出して買ったわけで・・・恐ろしい)

写っていませんがトリガーはトリガーガードとくっついています。
切り放すつもりをしていましたが、強度面を考えるとくっついているほうが正解と判断。

中折れしてくれるのが唯一のギミックです。
グリップのチェッカーもアチコチ無いところがあり、チェッカリングツールのお出ましです。
しかしラインはなかなか綺麗にはあってくれませんで、どうにかこうにか・・・。
ドリルやエンドミルも使ったのですが強度不足でワークをしっかり固定できません。
手で押さえてそろりそろりと削り、ようやくここにたどり着きました。

以下8/24追記画像追加
お客様のご希望でもっと使用感が欲しいとの事でした。
さらに色の薄い部分を多くして濃淡と艶でコントラストを上げてみました。
何分そろりそろりとしか扱えないのが辛いところです。





主にシリンダーには荒れた部分を表現してみました。
これで錆色でも表現すればアンティーク風になっちゃいます。
今日はお天気が良いので空の青を拾ってブルー掛かって見えています。
3枚目は色補正を試みましたがショットシェルがえらい事になってます。
何分jpgから直すのでは上手く行きませんで、LAWで色温度補正と色かぶりを補正しなければなりません。
写真屋じゃありませんのでご勘弁です。

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