M1911A1 カスタム/1909-k+仕上げ変更追記

さいたま市K様より、M1911A1のカスタムご依頼頂きました。

下の方へこのカスタムの仕上げ直しを追記しました。

ベースガン:東京マルイ社M1911A1

ガーダーアンビル等:フレーム・スライド・アウターバレル・リアサイト・シリンダー・ファイアリングピン・インナーバレル・BBチャンバー・ハンマー・サムセーフティー・グリップセーフティー・ハウジング・マガジンキャッチ・スライドストップ・グリップパネル木製プラ各1・グリップスクリュー・

PROTECグリップウェイトPROTEC-SSRU/M1911A1TMPROTEC-H.I.S/GM

各パーツ換装に最も手間取ったのはグリップセーフティーで換装時間の半分程度以上を費やしています。肝心のセーフティー部分が殆ど作られておらずリューター・やすり・鋸まで登場しました。次はハウジングでこの二つが無ければ作業時間は随分と短縮出来ました。シリンダーもノズルが上向きにひっ掛かる症状がみられ若干シリンダーを整形しています。

仕上げはK様よりのご指示でエイジングは非常に軽いものに抑え表面はポリッシュとガンブルーで仕上げています。グリップは実物プラ製と木製をそれぞれ装着し仕上げ直しました。ハンマーとリアサイトがピカピカのブラック仕上げで浮いてしまいます。サンドブラストで面を粗しガンブルーで仕上げ直し。スチールトリガーが入手不能のためオリジナルの亜鉛トリガーをポリッシュしサンドブラストガンブルー仕上げ。

ベースガン・カスタムパーツ(PROTEC製品除く)を送って頂きカスタムは時間工賃3750円/時間で承りました。

上記カスタムパーツの組み立て調整・仕上げ・PROTECパーツ代金・消費税・送料で合計53244円となりました。

===============その後==============

一旦納めさせていただいた上記カスタムですが、同時にご依頼いただいた他のカスタムガンとの差別化の意味からM1911A1パーカライジングPROTECエイジドフィニッシュへ変更になりました。

ウェイト付き木製グリップはK様がご自分で仕上げられたものを弊社でタッチアップし弊社グリップウェイトを追加し、シリンダー&ノズルとインナーバレルBBチャンバーはノーマルへ戻し(シリンダー容量が小さく不調であり重量も軽く材質がスチールでは無かった)結果重量は1kgを超えるものになりました。

スチールもアルミも金属で素材の色は銀色です。しかしアルミは一円玉の色でありスチールは上記画像斧のような色になります。単にエッジの色を剥がしただけではスチールの持つ味は出ず何処か不自然なものになってしまいます。長年の経験とテクニックでスチールが持つ味をアルミ素材亜鉛素材に表現しているのがPROTECエイジドフィニッシュです。

 

ガーダー社の製品はアルミダイカストのため表面に歪や凸凹があり完全なポリッシュ仕上げするには全体の面出しから行う必要があります。歪を取ると刻印が薄くなり場合では掘り直す必要も出てきます。コスパから見ても現状のパーカー仕上げを活かしたPROTECエイジドフィニッシュが最適だと思います。この場合様々なスチールパーツに交換していますが、コスパから見ればガーダースライドフレームに対してはRサイトとアウターバレルの交換だけで遜色ない仕上がりになるのもPROTECエイジドフィニッシュの特徴です。この場合も売り切れの為トリガーは亜鉛のオリジナルパーツを研磨し仕上げ直したものです。隣のスチール製まぐキャッチと区別は出来ないと思います。

重いスライドやアウターバレルにはやはりSSRUが不可欠です。

尚、このカスタムガンは組み立てますと違法状態になります。分解状態で納品させていただき画像撮影時も違法とならないように配慮しています。分解状態で所持をお願いします。

 

 

 

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