十四年式拳銃Aged Finish


岐阜市臼井様よりご依頼頂きました。
ベースガンはマルシン社8mmBBHW仕様です。
臼井様は自動車関係で手広くビジネスを展開されているようです。
http://www.carzone.jp/
http://www.carzone.jp/pc/corp/



此の所リメイクの仕事が多く久しぶりのダメージ仕上げです。

荒削りな感じのマルシン社十四年式前期型には後期型と金型を共用しており、グリップの前にマガジン脱落防止用スプリングを取り付けるための穴などをパートで区切って折、その痕跡がパーティングラインとしてくっきり残っています。
もちろん全て研磨し、一切の痕跡を消しました。

フロントサイトは脱着式で好ましいのですが、ベースとの間に隙間がありますので隙間無くきっちり取り付くよう調整しました。

ボルトは凸凹が酷いので研磨してガンブルー仕上げ、フレームやレシーバーもHWを研磨しガンブルーで仕上げてあります。
ボルトとは仕上げに差をつけてメリハリを持たせました。

グリップには木目を各部チェッカーも立て直し金属であるトリガーガードもHWと質感を合わせています。
コッキングピースも裏表旋盤でパーティングラインを落としますので削り跡がリアルになります。

およそ見えるパーツで手を加えないものなどありませんで全部研磨して仕上げなおします。
マガジンボトムも新たな手法で仕上げました。
同じタイプのベースガンに同じエイジドフィニッシュを施しましても日々進化しています。
以上3万円(税込送料別)で承りました。