Walther PPK Remake


杉並のS様より先日のコバUSPに引き続きPPK/Sリメイクのご依頼いただきました。
スライドはアウターバレルはメタル、アウターバレル(絶版品)とリコイルスプリングは弊社カスタムパーツでありました。



こちらのP230リメイクに準じた仕上げとのご依頼でお送り頂いた元のPPK/Sと交互に見てください。

お送り頂いたベースガンです。
スライドが塗装のためフレームとの質感に大きな差はありません。

ブルーイングでの仕上げがご希望であり、フレームはABSのためスライド両サイドのみブルー仕上げとして
その他はグラファイトフィニッシュとし、ベースガン同様上下での質感の違いに違和感の無いよう致しました。

スライドの塗装はかなり頑固なものでしたがトリガーガードは軟弱であったようです。
グリップはオリジナルのようでゴム質の塗装もあちこち剥がれており、全部剥がしグリップのヒケ凹も除去することとしました。

「なんということでしょう!」^w^
マガジンリリースボタンのチェッカーや各部ストライプも研ぎグリップやマガジンボトムも面出し研磨で仕上げ直しました。

テカテカしたチャンバーのめっきにヘアーラインを入れて落ち着いた雰囲気が表現できました。

例によって空の青を拾ってますので雑誌の色などで比較していただけると思います。
P230はスライドもHWであったため鈍い艶のブルーイングとなりましたが
アルミダイキャストスライドは材質むらによる補正するため結果的に艶が出てしまいました。
アルミでも削り出しの場合はもっと艶を落とし安いです。
またアルミは柔らかいため非常に傷が付きやすく取り扱いには注意していただく必要があります。
PPK/Sハーフメタルカスタム「リメイク」3万円(税込・送料別)で承りました。