M1911A1/Aged Finish未完成~完成


堺市 I 様 よりご依頼いただきました。


ベースはWA社HWカーボンブラックです。

こちらがお送り頂いた時の画像です。

刻印が元より浅いため気をつかいます。
光加減で刻印は見えにくいですが、もっとすっきり読み取れます。

ご依頼はは「あまり使い込まれた感じではなく・・・」とのご指示でありました。
HW樹脂パーツの仕上げは一旦とことん剥がしてしまいますので、この状態が強いエイジドフィニッシュとなります。
これからさらに仕上げを重ねる事で弱いエイジドフィニッシュとなります。

金属パーツの仕上げはこの状態で弱いエイジドフィニッシュとなっています。
金属の場合は一旦綺麗に仕上げてからダメージ仕上を施しています。
トリガーとフレームの仕上げに差が見ていただけます。

ここからお好みでエイジドフィニシュの強弱を決めて頂こうと考えました。
金属パーツに合わせるか、HWに金属パーツを合わせるかのかはI様のお好みで決めていただきます。

サムセーフティーはフレーム後端と違和感無いですがマガジンキャッチとはかなり差があります。
これよりI様のご指示で樹脂パーツに合わせ仕上げ直した画像をUPします。4/23

お客様とのやり取りで「色が判りにくい」とのお話が多いのですが、色の説明には比較からだろうと思い雑誌を下に置いてみました。通常HW樹脂やアルミ素材をガンブルーで仕上げますと色数が少なく豊かな表現が出来ませんで鉄へのガンブルー仕上と大きく違うところです。しかし、弊社ではこれをば解決しちゃいました。

全て染色で仕上げるため擦れて地肌の黒が出てくるような無様な事にはなりません。

そのため地味な仕上げになります。

弊社では「撃って遊べて使うほどに味の出るカスタム仕上げ」を目指しています。

軍用銃の仕上げは民用と違い装飾的意味合いを持ちません。
あくまでサビ止めとテカテカ光って目立たない用途を満たすものです。
プロの道具なのですから当たり前ですね。
軍用銃の新品では味もへったくれもありませんで、使い込まれて初めて味が出てくると思います。
そのような味をなんとか表現したいとあれこれ試行錯誤を繰り返してきました。

WA社M1911A1HWカーボンブラックベース 
ベースガン持込30000円(税込・送料別)で承りました。

“M1911A1/Aged Finish未完成~完成” への2件の返信

  1. 素晴らしい出来栄えですね。個人的に、使い込まれた感じは好きなのですが、使い込まれてる風のフィニッシュではなく、自分がその銃を使っていくたびにに味が出てくるほうが好みです。愛着も湧きますし。「撃って遊べて使うほどに味が出る」HWへの仕上げは他に見たことがありません。目当ての銃が手に入り次第、ぜひともカスタム仕上げを依頼したいと思っています。

  2. かけだしガンマニア さま
    気に入っていただけて何よりです♪
    もっともっと様々なカスタムに挑戦したいと思います。
    今後ともよろしくお願いします。
    ありがとうございました!

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